障がいを抱えてしまった方や社会につまずいてしまった（自分に合った仕事が分からない、人間関係が苦手、など）方達が、職員の指導・訓練のもと社会復帰や一般企業への就職を目標に、今までの振り返りや社会でのルール訓練などを行いながら「作業能率アップ・不良品ゼロ」を合言葉に軽作業に取り組んでいます。
事業所は、長野県指定を受けた障害者福祉施設の就労支援事業所です。職員構成は、介護福祉士や一般企業での作業経験で構成されていて毎日、自分や作業の振り返りをして自分の目標に向かっています。　
　利用者さん６名に対して３名の職員で作業を行っているので、個人個人の細かなところまで目が行き届き利用者さんがステップアップ出来る環境にあります。

現在の作業内容は、カーテンフックの組立てや自動車部品のシール張り、ロッカー部品の組立てなどを行っています。
自主製品（毛糸のぽんぽんをアレンジした動物マグネット、ストラップ作り、木の板を使ったキーフック作り、日用雑貨、着物生地を使った通帳入れや小物入れ　など）の作成もしています。

カーテンフックの組立てでは、汚れや破損に気を付けサンプルを確認しながら職員見守りの中、作業にあたっていますので、一般企業での就労経験者は作業率の向上と作業の正確性に気を付けながら作業に取り組み、就労経験の無い方は、職員の指導を受けながら作業に取り組んでいます。

職員の支援体制が出来ており利用者さんは、生活面の安定や一般就労を目標にした個別支援計画（将来設計）に基づき、適切な訓練や支援を受け作業に取り組むことが出来ます。自分の障害やつまづきと向き合うことで自分に自信をつけ、一般企業様への就職、家を支える大黒柱になる、安定した収入を得ること、自分の将来をしっかり考える気持ちが有り常に前向きな姿勢で作業に取り組むことが出来ます。

作業室は５部屋（５名の部屋　２か所、２～３名の部屋　３か所）